ポートレートはどこで撮るべき?室内OR屋外?
どんな被写体を撮影するのも楽しく、今のところ嫌いなジャンルはない私ですが、
なかでも特に楽しいと感じるのが、ポートレート撮影です。
撮られる側と撮る側がアイデアを出し合い一緒に考えて、
協力して作品を作っていく感じがとても楽しいです。
いい写真が撮れた喜びを分かち合うこともできますしね(^^゛)
ポートレートは室内で撮影する場合と屋外で撮影する場合がありますが、
それぞれに違った良さがあると感じます。
■室内撮影の良さ■
基本的に室内はプライベート空間なので、
人目もないし、眩しさもないし、暑さや寒さも関係ない。
撮られるほうも撮るほうも、リラックスして撮影に臨めます。
なので、室内だからこその穏やかな表情を撮ることができます。
ただ、室内撮影の場合、屋外に比べてどうしても暗いので、
多くの場合、明るさを補うためにストロボを使用します。
ストロボを使用することで、室内でも明るくきれいな高画質の写真を撮ることができます。
■屋外撮影の良さ■
屋外で撮るロケーション撮影は、背景の雰囲気が写真に大きく影響します。
背景を選ぶことで、開放感のあるダイナミックな写真も撮れます。
青空や緑を背景にすれば、爽やかな夏らしい写真に。
また、シックな壁を背景にすれば、知的でクールな写真になります。
ただ、屋外の撮影はお天気や太陽の位置に注意が必要です。
同じ場所があっても、”日なた”と”日かげ”で仕上がる写真の雰囲気もかなり変わります。
”日なた”の方が明るくていいかと思いきや、日差しが強いと顔に影が出ます。
また太陽の向きによっては眩しくて目を細めてしまいがち。
実は”日かげ”のほうが撮影に向いていると思います。
上記2枚の写真はどちらも日かげを利用して撮影しています。
全体的な明るさはカメラで調整ができますので、明るさの心配はいりません。
もし明るさが足りなければストロボで補えばOKです。
室内と屋外、どちらの方がいいということはなく、好みの問題です。
でも、暑すぎる時期や寒すぎる時期のロケーション撮影ではいい表情を引き出しにくいので、
真夏や真冬の場合は室内のほうが、より集中して撮影ができると思います(笑)。
それ以外の時期の場合、細かな表情までこだわりたい場合には室内撮影、
背景を含め全体的な雰囲気を重視するならロケーション撮影がおすすめです。
どんな写真を撮りたいか、イメージをお伝えいただけたら
撮影場所も含め一緒に考えることができますので、ぜひお気軽にご相談下さい。