私が使うクリップオンストロボの種類と使い分け
こんにちは!岐阜県大垣市在住のカメラマン、福室ゆきこです。
皆さん、ストロボはお持ちですか?どのように使っていますか?
「そろそろ買おうかなと思っているけど、どれを買ったらいいか分からない!」、そんな方もいらっしゃると思います。
そんな方の参考になればと、今日は私の持っているストロボについてのお話ししようと思います。
私が持っているのは全部で4台。キャノンの600EX、430EX、90EX、とNissinのDi700A+Air1。
それぞれのストロボを購入した経緯と、それらの使い分けについてご紹介していきます。
最初に買ったのは、キヤノン430EX
1台目のストロボを買ったのは、カメラの講座に通っているとき、 まだ初心者向けカメラのEOS kissX7で撮っていた頃でした。
たしか屋外の花の撮影で、「ストロボがあると手前が明るく撮れるよ」と先生に言われ、とりあえずストロボを一台持っておきたいと思っていたこともあり、買ったのがこれでした。
購入のポイントは、光の向きを上下左右に変えられることと、価格(そんなに高くない)と大きさ(そんなに大きくない)でした。3万円弱で買ったと思います。
購入はしたものの、撮影に持って行ってもつけるのがめんどくさかったり、つけた効果がそれほど感じられなかったりして、実際はほとんど使うことなく、持っているだけでした。
今思い出すと、ただ単純に使い方が分かっていなかっただけ、なんですけどね(笑)。
オフカメラで使うストロボならNissinがおすすめ
その後、ポートレート撮影に興味を持つようになり、ポートレートの講座をいくつか受講しました。
ある講座で、カメラにつけた状態(オンカメラ)ではなく、カメラから離して(オフカメラ)ライティングして撮る方法を教わりました。その講座で先生におすすめされたのがNissinのストロボでした。
私はさっそくすすめられたNissinのストロボを買いました。ワイヤレスコマンダーとストロボのセットで29,700円。セットとしては価格が手ごろで、カメラから離してワイヤレス撮影ができるというのが魅力でした。
当時、ネットショップの仕事をしていたので、商品ページ用のモデル写真をこのストロボを使って撮影するようになりました。
カメラにつけたストロボで正面から光をあてるのと、カメラから外し斜めから光をあてるのでは、影の感じが全然違うので、ポートレート撮影が楽しくなりました。これを買ったことをきっかけに、アンブレラやアンブレラスタンドも買いそろえました。
ポートレート撮影(人物撮影)をやりたくてストロボが欲しい、という方にはこのNissinの商品をおすすめします。日本製なので安心感があるし、値段がお手頃なのもいいですよね。
やっぱりフラッグシップの600EXは優秀
その後しばらくして、カメラマンとしての仕事をスタートしました。
最初にはじめたスクールフォト(幼稚園での撮影)はとにかく撮る枚数が多く、一時間に300枚くらいのペースで撮影する仕事でした。
連写ではないけれど、連写に近いくらいシャッターの切り方。この時は430EXをメインで使っていましたが、430EXではチャージが追い付かず、充電不足の弱い光で撮った暗い写真が混じることがありました。
周囲のベテランカメラマンの方たちが使っているのはだいたい600EX。純正の一番性能の良いストロボで、6万円弱くらいの価格のもの。
みんなが使っているということは、カメラマンとして仕事する以上はこれが必要なんだと思い、私も覚悟を決めて600EXを買いました。
今も、スクールフォトや出張撮影など、動きながらたくさんの枚数を撮影する時にはこれをメインに使っています。
連続発光に強いので安心感がありますし、ハイスピードシンクロにも対応していますので、どんな環境でもしっかりと光って活躍してくれています。
2灯ライティングをやりたくて、買い足したのが90EX
というわけで、スクール撮影では600EX、室内のポートレート撮影ではNissinnというように使い分けていたのですが、室内ポートレート撮影でストロボ2灯必要になったときにはどうしよう?と考えるようになりました。
撮影する室内が暗くて、ストロボ一灯では光が足りないということも十分にありえます。
ストロボは3台あるけれど、ニッシンのコマンダーでキャノンのストロボは発光しないし、キャノンのストロボ2台を同時に発光させるには、純正のトランスミッターが必要。でも、純正のトランスミッターは3万円くらいで高いし…。
ニッシンのストロボをもう一台買い足したほうがいいのかな?でも、430EXは全然使っていなくてもったいないな…などなど、いろいろ悩んでいました。
そんなとき、誰かのブログでたまたま見つけたのが90EXでした。
これはコンパクトタイプのストロボなんですが、スレーブマスター機能がついているんです。つまり、トランスミッターの代わりになってくれる、とういこと。
これなら、600EXと使っていない430EXを活用して2灯ライティングができるらしい!
しかもかなり安い♪新品同様の中古も安く出ていたので、私はそれを4,000円ほどでゲットしました。
実際に試してみると、600EXと430EXが同時に発光!簡単にできました!
ただ、90EXはトランスミッターではなくあくまでストロボなので、カメラの上で光ってしまいます。
被写体に近づいて撮ると「ストロボあてました!」という雰囲気がでてしまうので要注意。私は布製のディフューザーを付けてあまり光が強く当たらないように対策をしています。
4つのストロボの使い分け
とうことで、現在は4つのストロボを以下のように使い分けています。
- 室内ポートレート撮影1灯ライティング → Nissin
- 室内ポートレート撮影2灯ライティング → 600EX + 430EX + 90EX
- スクールフォト等動きながらの撮影 → 630EX(予備で430EX)
全てのストロボが活躍してくれています。無駄にならなくてよかった~💦
ただ機材が増えたおかげで、室内の撮影に行くときには本当に大荷物です(笑)。
ストロボ1灯でも2灯でも対応できるように、全ストロボを持って撮影現場入り。
どんな状況でも対応できるよう、つねに機材は多めに持っていきます。
ストロボレッスンも随時開催中
カメラレッスンでは、ご要望に応じてストロボについてもレクチャーしています。
レッスンを受けて下さっている方には、お客様の撮る被写体を踏まえておすすめの機種をアドバイスしています。
室内でのお子様を撮影する際にも、ストロボがあったほうが絶対きれいに撮れますよ。
ストロボを買おうかどうか迷っている方、持っているけど上手に使えない方、単発レッスンにてご説明いたしますので、お気軽にお問合せください。
ストロボがあると、撮れる写真が変わります!ストロボを上手に使って、より写真を楽しんで下さいね。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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[時間]2時間 [料金]10,000円(税込)※2019年12月から価格が変わりました
[場所]自宅スタジオ(岐阜県大垣市)またはお客様のご自宅など
※講師はキヤノン製のカメラを使用します。体験レッスンもキヤノンのカメラを使用して行います。
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