卒園式記念撮影のコツ
先週の金曜日と土曜日、仕事で卒園式の撮影に行ってきました。
子供たちが歌う歌の詞にじーんときたり。
園児やお母さん、先生が涙を流していたり。
撮影しながら必死に涙をこらえたり、こらえきれず涙しながら必死に撮影したり。
卒園式は、やっぱり感動して胸がいっぱいになります。
そんな卒園式の記念写真の定番と言えば、看板前での撮影ですね。
大人気で必ず順番待ちの行列ができる人気撮影ポイントです。
今日はその看板前で素敵に撮るコツをご紹介します。
卒園式の看板前で素敵に撮るコツ
1.看板を挟むのではなく、看板の右または左に固まって並ぶ!
看板を挟み左右に分かれて並んでいるご家族、よく見かけます。
「看板が見やすいように」との考えかもしれませんが、主役は看板ではなくご家族ですよね。
看板を挟むと家族がバラバラになってしまい、なんだかさみしい印象になりがちです。
おすすめは、右か左、どちらか一方にまとまって並ぶこと。
そして、隙間をあけないことも大事なポイントです。隙間があくと、なんだか仲が悪いような雰囲気になりがち。間をあけずくっついて写ることで、仲良し家族の雰囲気がぐっとアップします!
2.看板に対して斜めに並ぶ
看板の前で撮る際、看板の向きと平行に並ぶ方が多いと思います。
この看板、サイズが大きいことが多いです。たしかに先生達が一生懸命作ったデザインは素敵ですが、看板が目立ちすぎて人物が端に追いやられてしまってはいけません。
看板が大きいときは、少し斜めに並びましょう。
少し斜めにしても看板や文字はしっかり写真に写ります。斜めにすることで、看板がスリムになってくれて、その分、人間が写るスペースが増えます。結果、主役が目立つ写真になります!
3.太陽の位置に要注意
また、太陽の位置にも注意しましょう。太陽が真正面にあるとまぶしくて目が細くなってしまい、せっかくの記念写真なのに表情がいまいちになってしまいます。太陽が正面にある場合は、45度くらい向きを変えるだけでも眩しさはかなり変わります。向きを調整し、しっかり目を開けて、とびきりの笑顔で写真に写りましょう!
今回お伝えしたことはどれも難しいことではなく、誰でもできる簡単なことです。
これから卒業式や入学式のシーズン。ぜひ撮影のコツを抑えて素敵な写真を残してください!
岐阜県大垣市在住カメラマン 福室ゆきこ