起業したいけれど、何を仕事にしたらいい?
自分で更新できるホームページを制作する、フリーカメラマンの福室ゆきこです。
起業したいと思っているけど、何を仕事にしたらいいのか、何を商品にしたらいいのか分からないという方もいらっしゃると思います。
今日は、自分がどんなフリーランスとしてする仕事をどうやって決めるかについて、私の実話を織り交ぜつつお話ししてようと思います。
何を仕事にしたらいい?
月並みですが、まずは自分が好きなこと、仕事にしたいこと、仕事にできそうなことを見つけることから始まります。
趣味や特技から決まる場合もあれば、これまでの仕事の経験から見つかる場合もありますね。
私の場合、写真を撮ることが好きだったので、カメラマンという仕事を選びました。他に特技もなかったので、やりたい仕事はすぐに決まりました。
でも、実際にはなろうと思ってすぐになれたわけではありません。
まずはカメラマンとして仕事をするために必要なものを準備することから始まりました。
その必要なものとは…
①必要な勉強をし知識をつけ、腕を磨いて自信をつけること
②仕事に必要な機材をそろえること
それらを準備し、揃った時点ではじめて活動をスタートしました。
必要なものは、どちらも簡単に揃うものではありませんでした。
①必要な勉強をし知識をつけ、腕を磨いて自信をつける…
写真の学校に3年ほど通い、プロカメラマンからいろいろなことを勉強しました。
はじめは総合的に学べる基礎講座で勉強し、そのあとは自分が学びたいテーマに特化した講座を受講するようになりました。
そして、とにかくたくさんの写真を撮りました。
たくさん撮って、たくさん失敗をしてまた腕を磨いてまた撮って…
それを繰り返して自信をつけていきました。
②仕事に必要な機材をそろえる…
ご存知だと思いますが、カメラの機材は決して安くありません。でも、勉強していくといい機材が欲しくなります。
もちろんプロカメラマンと名乗るなら、それなりの機材を持っていて当たり前、という考え方もあります。
いい機材を揃えるにはお金はもちろんですが、高い機材を買う覚悟も必要です。
高いカメラやレンズを買って、本当に使いこなせるんだろか。最初はそんな心配がありました。
でも、どんなに悩んでも買ってみないと分からないのです。買わなければいつまでも答えは出ません。
結果的には、買ったことが大正解でした。覚悟を決めて投資をすることが、自信にもやる気にもつながったのです。
これまで買ったカメラとレンズへの投資総額はかなりのものです。(いくらなのかは想像におまかせします・笑)
でもそれが全て私の資産となり、自信になっているだけじゃなく、この投資を稼いで取り返すぞ!というモチベーションにもつながっています。
つまり、「何を仕事にしたらいいか」の判断基準は、
『自分が真剣に取り組めるかどうか』、そして『そのために惜しみなく投資できるかどうか』。
どちらもYESでないと、お客様からお金をいただく仕事にはならないのです。
仕事にしようと思うものを決めたら、まずはその道をとことん極めることからスタート。
極めるには時間がかかる場合も多々ありますよね。
それも踏まえて、じっくり考えてみてください。
ちなみに私の場合、最初はプロになろうと思って勉強していたわけではありませんでした。
ただ、自分がカメラについて詳しくなりたくて、かっこいい写真が撮れるようになりたくて。
勉強したり、機材を買いそろえたりしていました。
それが結果的に、仕事にできるレベルに近づいていって。
ひょんとしたことがきっかけとなり、『カメラマンになろうかな』と思いたち、
よくよく考えてみたら、それなりに準備が整っていた、という感じでした。
こんなふうに、今取り組んでいることを仕事にしようと決めて、その道を極めるというケースもありますよね。
既に準備が整っていて、あとは起業するだけ!というパターンもあると思います。
いずれにしても、準備が整ったと思ったときが、起業のタイミング。
整っていない場合や迷いがある場合は、じっくり考えて、しっかり準備をしていきましょう。
仕事が決まったら、今度は商品を考えます。
商品の考え方については、次回お話ししようと思います!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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